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01. グリーンファイナンスフレームワーク | 02. グリーンファイナンスに関する資金調達状況 | 03. 外部機関の評価 |
本投資法人は、更なるESG活動を推進するとともに、今後の投資家層の拡大による資金調達手段の拡充を目指すため、 グリーンローンを含むグリーンファイナンス実施のために「グリーンボンド原則2018」、「環境省グリーンボンドガイドライン2017年版」及び「グリーンローン原則」に即したグリーンファイナンスフレームワークを策定しました。
グリーンファイナンスにより調達した資金は、「2.」に定める資産(以下、「グリーン適格資産」といいます。) の取得資金、グリーン適格資産の取得に要した借入金の返済又は、既に発行した投資法人債の償還資金に充当します。
グリーン適格資産は、本投資法人が保有する特定資産のうち、グリーンファイナンスの調達期日及びレポーティング時において以下の(ア)~(ウ)の第三者認証機関の認証のいずれかを取得済もしくは今後
取得予定のものを指します。
(ア)DBJ Green Building認証における5つ星、4つ星又は3つ星の評価
(イ)CASBEE不動産評価認証におけるSランク、Aランク又はB+ランク
(ウ)BELS評価における5つ星、4つ星又は3つ星の評価
グリーン適格資産の取得価格の総額に、直近期末時点の総資産LTVを乗じて算出された負債額(以下、 「グリーン適格負債」といいます。)をグリーンファイナンス調達上限額とします。
グリーンファイナンス調達後は、毎決算期末(毎年2月及び8月)時点におけるグリーン適格資産総額、グリーン
適格負債額及びグリーンファイナンス調達額を公表します。
また、毎年2月末時点でのグリーン適格資産に関する以下の指標を公表します。
・グリーン適格資産の物件数、環境認証取得数及び種類
2020年8月31現在、福岡リート投資法人のグリーンファイナンスに関する資金調達状況は以下の通りです。
調達額 | 2,200百万円 |
調達日 | 2019年7月31日 |
返済期限 | 2029年7月31日 |
利率 | 0.521%(注1) |
摘要 | 無担保 / 無保証 |
(注1)金利を固定化するためのスワップ契約を締結しており、本スワップ契約を組み合わせた利率を記載しています。
物件名称 | 取得価格(百万円) | DBJ Green Building認証 | BELS評価 |
キャナルシティ博多 | 32,000 | ★★★★★ | - |
キャナルシティ博多・B | 28,700 | ★★★★★ | - |
パークプレイス大分 | 19,610 | ★★★★ | - |
木の葉モール橋本 | 10,000 | ★★★★ | - |
キャナルシティ・ビジネスセンタービル | 14,600 | ★★★★ | - |
呉服町ビジネスセンター | 11,200 | ★★★ | - |
東比恵ビジネスセンター | 5,900 | ★★★ | ★★ |
東比恵ビジネスセンターⅡ | 4,230 | ★★★ | ★★★ |
ロジシティみなと香椎 | 8,150 | - | ★★★ |
ロジシティ久山 | 5,050 | ★★★★ | ★★★★★ |
合計 | 139,440 | - | - |
グリーン適格資産総額 | 139,440百万円 |
LTV(注2) | 41.4% |
グリーン適格負債額 | 57,728百万円 |
(注2)LTVは直近期末時点(2020年8月31日)の数値
本投資法人は、グリーンファイナンスフレームワークの適格性について、グリーンファイナンス評価機関である株式会社日本格付研究所(JCR)より、最高位となる「Green1」の総合評価を取得しています。